英語と経営が学べる私立大学15選|高校生・受験生のための選び方ガイド

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はじめに:「英語も経営も学びたい」——その選択は正しいが、大学選びで差がつく

グローバルな仕事がしたい、英語を武器にビジネスの世界で活躍したい——そんな志望を持つ高校生が「英語と経営が学べる大学」を探すケースは年々増えているのではないだろうか。

しかし、この条件に合致する大学は全国に数多く存在し、どう選べばよいかわからないという声も多い。カリキュラムの名称や「グローバル」という言葉は似ていても、英語教育の深度・留学の必須度・取得できる資格・卒業後のキャリアは大学によって大きく異なる。

経済産業省「未来人材ビジョン」(2022年)によると、日本企業のグローバル化への対応遅れは深刻な課題とされており、英語によるビジネスコミュニケーション能力と経営知識を兼ね備えた人材への需要は今後も拡大するとされている。大学選びの段階でこの「需要」に自分の方向性を重ねることが、就職・キャリア形成における競争優位につながる。

本記事では、英語と経営が学べる私立大学15校を紹介するとともに、編集部独自の「選び方の3軸」を合わせて解説する。大学名のリストを眺めるだけでなく、自分に合った大学を選ぶための思考軸を持つことが、この記事の目的だ。


大学を選ぶ前に知っておきたい:「英語×経営」学部の3つのタイプ

全国の「英語と経営が学べる」学部・学科は、その設計思想によって大きく三つのタイプに分類できる。志望理由書や面接でも「なぜその大学のその学科を選んだか」を語るためには、まずこの分類を理解しておく必要がある。

タイプ 特徴 向いている人
英語完全没入型 授業の大半を英語で実施。留学必須・英語による経営学習が中心 英語力を最優先で伸ばしたい/海外就職・外資系を視野に入れている
経営学優先×英語強化型 経営学の専門科目を軸に、英語科目を必修として組み込む 経営の専門性を深めながら英語も身につけたい/国内大手・グローバル企業を目指す
キャリア直結型 TOEIC・実務英語など資格取得とビジネス実務を連動させる 就職力・資格取得を重視する/実践的なスキルを早期に身につけたい

志望理由書では「自分はどのタイプの学び方が合っているか」を明示したうえで、なぜその大学を選んだかを語ることが、説得力のある志望動機につながる。

みおさん(編集部)のコメント 「受験生のときに『英語で授業を受ける』と『英語を授業で学ぶ』の違いを意識していなかったことを後悔したので、この分類を知っておくだけで選択肢がぐっと絞れます!」

けんさん(副編集長)のコメント 「就職市場のデータを見ると、英語力とビジネス知識の両方を持つ人材の採用需要は外資系・商社・コンサルだけでなくメーカーや金融にも広がっており、どのタイプで学んでも出口は十分あります!」


英語と経営が学べる私立大学15選

以下では、英語×経営を学べる私立大学15校を、前述のタイプ分類も参考にしながら紹介する。偏差値順ではなく、カリキュラムの特色を軸に並べている。


■ 英語完全没入型(授業の大半を英語で実施)

① 立教大学|経営学部 国際経営学科

全学生が留学体験・海外インターンシップを経験するカリキュラムが組まれており、経営学の講義の多くを英語で実施している。英語で経営を学ぶ環境としての完成度が高く、外資系やグローバル企業への就職を視野に入れる学生に向いているとされている。

② 中央大学|国際経営学部

グローバルビジネスリーダーの育成を明確な目標に掲げ、経営・経済学の理論と語学運用スキルを組み合わせた多彩なカリキュラムが特徴だ。英語によるプレゼンテーション・ディスカッションの機会が豊富に設けられている。

③ 立命館アジア太平洋大学(APU)|国際経営学部(APM)

キャンパスに多数の留学生が在籍し、日本語・英語を公用語とする独自の学習環境を持つ。「経営戦略/リーダーシップ」「マーケティング」「会計/ファイナンス」「アントレプレナーシップ・オペレーションマネジメント」の4軸で体系的に経営を学べるのが強みだ。

みおさん(編集部)のコメント 「APUはキャンパス自体が多国籍な環境なので、留学に行かなくてもグローバルな感覚が身につくと先輩から聞いて、国内にいながら英語漬けになれる点が独特だと感じました!」


④ 立命館大学|経営学部 国際経営学科

グローバルな視点の経営学と外国語学習の双方を重視したカリキュラムを組んでいる。英語スキルの基礎から始まり、アカデミック英語・ビジネス英語へと段階的にステップアップできる設計が特徴だ。

⑤ 名古屋外国語大学|現代国際学部 グローバルビジネス学科

外国語大学という特性を活かし、ビジネスシーンで通用する英語力に特化したカリキュラムを組んでいる。マネジメント・マーケティングの知識習得と高水準の英語力養成を同時に追求できる。


■ 経営学優先×英語強化型(専門性と英語力を並行して育む)

⑥ 東京理科大学|経営学部(経営学科・ビジネスエコノミクス学科・国際デザイン経営学科)

理系大学の強みを活かした、データ分析・テクノロジーと経営学を組み合わせた独自のカリキュラムが特徴だ。3学科すべてに英語科目が必修として組み込まれており、理系的思考を持つ学生がビジネスリーダーとして成長できる環境を提供している。

けんさん(副編集長)のコメント 「ウェブ解析士として感じるのですが、デジタルマーケティングやデータ経営の現場では理系的な分析力と英語力の組み合わせが非常に重宝されており、東京理科大の設計はそのニーズに合致しています!」

⑦ 明治学院大学|国際学部(国際キャリア学科)

海外留学・海外インターンシップへのサポート体制が充実しており、実践的な国際キャリア形成を重視したカリキュラムを提供している。英語力の養成と同時に、グローバルなキャリア設計の支援も受けられる点が特徴だ。

⑧ 神奈川大学|経営学部 国際経営学科

短期から中長期まで多様な留学プログラム、ビジネスプランコンテスト、地域企業との連携による実践体験など、座学にとどまらない「動く学び」を設計している。経営の実践力と国際感覚を同時に身につけたい学生に向いているとされている。

⑨ 名城大学|経営学部 国際経営学科(名古屋市)

海外の地域・文化への理解を深める国際フィールドワーク体験や、グローバルで実績を持つ経営者を招いた講座など、教室外での学びの機会が豊富だ。資格取得試験のサポート体制も整備されている。

はるかさん(編集長)のコメント 「実際に支援した大学の担当者から、フィールドワーク体験を志望理由書に具体的に盛り込んだ学生は面接でも自分の言葉で話せると聞いており、各大学の体験型プログラムは必ず調べておく価値があります!」

⑩ 玉川大学|経営学部

入学時に「グローバルビジネスコース」「国際会計コース」「マーケティング戦略コース」の3コースから選択する仕組みが特徴だ。英語力の習得に加えて実践力を重視した方針のもと、グローバルスタンダードで考える能力を育む設計になっている。


■ キャリア直結型(資格取得・就職力を重視)

⑪ 二松学舎大学|国際政治経済学部 国際経営学科

1・2年次に語学教育科目を集中配置し、英語能力の基礎から実践までを段階的に学べる設計が特徴だ。マーケティング・キャリアマネジメント・ファイナンスなど経営学の専門科目も充実しており、資格取得も視野に入れたカリキュラムになっている。

⑫ 別府大学|国際経営学部(大分県別府市)

TOEICをはじめとした資格取得試験に対応したカリキュラムと手厚いサポート体制が特徴だ。地方大学でありながら、グローバル企業および国内企業の経営者・経営管理者の育成を明確な目標に掲げている。

⑬ 共栄大学|国際経営学部(埼玉県春日部市)

「実際の現場体験」「グローバル社会への対応」「就職のためのキャリア教育」の3軸を明示し、多様なコースから自分に適したキャリアパスを選べる設計になっている。地元密着型のフィールドワーク機会も設けられているとされている。

⑭ 駒澤大学|グローバル・メディア・スタディーズ学部

情報の本質とその伝達方法の構造的理解、実践的な英語力の養成を組み合わせたユニークな学部だ。メディアとビジネスを横断する視点を持つ人材の育成を目指しており、マーケティング・PR・メディア関連のキャリアを目指す学生に向いているとされている。

みおさん(編集部)のコメント 「メディアとビジネスの両方を学べる学部は珍しく、SNSやコンテンツマーケティングに関心がある世代にとって独自の強みになりそうだと感じました!」

⑮ 法政大学|経営学部 グローバル経営学科

英語による授業と経営学の専門教育を組み合わせたカリキュラムを提供しており、国内有数のビジネス系学部としての実績を持つ。海外提携大学への留学プログラムやグローバル企業でのインターンシップ機会が充実しており、経営学の専門性を英語で磨ける環境が整っているとされている。TOEIC・ビジネス英語など実践的な語学力の養成も組み込まれており、国内大手企業・外資系企業への就職実績も豊富だ。経営学の深さと英語力を同時に追求したい学生に向いている。


大学を選ぶ3つの軸:リストを眺めるだけで終わらせない

15校を比較する際に、「偏差値」だけを判断基準にすると選択を誤るリスクがある。編集部が推奨する選び方の3軸を以下に示す。

軸① 英語教育の「深度」で選ぶ 授業を英語で受けるのか、英語を科目として学ぶのかは根本的に異なる体験だ。英語完全没入型を選んだ場合、入学時点でTOEIC600点以上の英語力があることが望ましいとされているケースも多い。自分の現在の英語力と目標を照らし合わせて選ぶことが重要だ。

軸② 「留学の必須度」で選ぶ 全員留学必須の学科もあれば、任意参加の学科もある。費用・期間・タイミングは大学によって大きく異なるため、オープンキャンパスや入試相談会で具体的な条件を確認しておく必要がある。

軸③ 「キャリアの方向性」で選ぶ 外資系・商社・コンサルを目指すなら英語完全没入型、国内大手のグローバル部門を目指すなら経営学優先×英語強化型、資格やスキルを早期に積みたいならキャリア直結型が向いているとされている。

はるかさん(編集長)のコメント 「15年以上の入試広報支援経験から言うと、オープンキャンパスで在学生に直接『英語で授業についていけましたか』と質問できた受験生が、その後の志望理由書を最も具体的に書けています!」

けんさん(副編集長)のコメント 「就職データの観点から補足すると、各大学の就職実績ページに掲載されている業種・企業名は、その学部卒業生がどんなキャリアを歩んでいるかの最も信頼できる指標です!」


まとめ:「英語×経営」の大学選びは、カリキュラムの設計思想で決める

本記事では、英語と経営が学べる私立大学15校を3つのタイプに分類して紹介した。

タイプ 代表校 こんな人に
英語完全没入型 立教大・中央大・APU・立命館大・名古屋外大 英語を最優先で伸ばしたい/外資・海外志向
経営学優先×英語強化型 東京理科大・明治学院大・神奈川大・名城大・玉川大 専門性と英語力を並行して育みたい
キャリア直結型 二松学舎大・別府大・共栄大・駒澤大 資格取得・就職力を重視したい

英語力を軸に大学を選ぶ際、偏差値だけでなく「自分はどのタイプの学び方で4年間を過ごしたいか」という問いを先に立てることをすすめる。その答えが決まれば、15校のリストは一気に絞り込まれ、志望理由書に書くべき「なぜこの大学でなければならないか」も自然と言語化できるようになるだろう。


本記事は志望動機.com編集部が作成したものだ。記事内の各大学情報は取材・公開情報をもとにしており、内容は変更になる場合がある。最新情報は各大学の公式サイトで確認することをすすめる。

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