世界への扉:グローバル教育に注力する東京の私大10選

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※本記事は、文部科学省のSGU(スーパーグローバル大学創成支援事業)に採択された東京の私立大学を、公開情報に基づき紹介するものである。各大学のプログラム内容・制度は変更される場合があるため、最新かつ正確な情報は各大学の公式サイトで必ず確認してほしい。掲載は順位ではなく、便宜的な区分によるものである。


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はじめに:「グローバル教育に強い大学」を客観的に選ぶ

「グローバルな環境で学びたい」「英語で学位を取りたい」「留学を経験したい」——そんな思いを持つ受験生にとって、大学選びの重要な基準になるのが、グローバル教育の充実度だ。

しかし、どの大学が本当にグローバル教育に力を入れているのかを、イメージだけで判断するのは難しい。そこで一つの客観的な指標となるのが、文部科学省の「スーパーグローバル大学(SGU)創成支援事業」への採択だとされている。この事業は、世界トップレベルの大学との交流・連携、人事・教務システムの改革、学生のグローバル対応力育成のための体制強化など、徹底した国際化を進める大学を重点支援するものだとされている。

本記事では、このSGUに採択された東京の私立大学10校を、各校の公開情報に基づいて紹介する。順位ではなく、それぞれの特色を客観的に整理するので、大学選びの参考にしてほしい。


まず知る:SGU(スーパーグローバル大学)とは

【対象読者:SGUを知りたい高校生 / 難易度:★☆☆ / こんな課題を持つ人に:指標の意味を知りたい】

各大学を見る前に、SGUという指標について理解しておくとよいとされている。

SGUは、2014年に文部科学省が国内大学の国際化を進めるために創設した事業で、全国から国立・公立・私立を問わず応募があり、計37校が選定されたとされている。内訳は、世界大学ランキングトップ10入りを目指す「タイプA(トップ型)」13校と、日本社会のグローバル化を牽引する大学「タイプB(グローバル化牽引型)」24校だとされている。

タイプ 位置づけ
タイプA(トップ型) 世界大学ランキング上位を目指す
タイプB(グローバル化牽引型) 日本のグローバル化を牽引する

採択にあたっては、「学生及び教員の外国人比率の向上」「成果指標の設定と徹底した情報公開」「英語による授業の拡大」などの要件に沿って審査が行われたとされている。つまり、SGU採択校は、国が「グローバル教育に力を入れている」と認めた大学の一つの目安になるとされている。

なお、SGU採択がすべてではなく、採択されていない大学にも優れたグローバル教育を行うところは多くあるとされている。あくまで一つの客観的指標として捉えることが大切だとされている。

けんさん(副編集長)のコメント 「データの観点では、SGU採択は『国が認めた国際化の指標』の一つです。ただし万能ではないので、各校の実際の取り組みまで見ることが大切です!」


①国際基督教大学(ICU):リベラルアーツと日英バイリンガル教育

【対象読者:リベラルアーツに関心がある高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:英語で幅広く学びたい】

国際基督教大学(ICU)は、東京都三鷹市に本部を置く私立大学で、SGUのグローバル化牽引型に採択されているとされている。日本のグローバル系大学の代表格として知られるとされている。

ICUは、米国型のリベラルアーツ教育を実践し、学問分野の垣根を越えた幅広い学びを可能にする「1学部1学科制」、日英両言語で学ぶ「日英バイリンガリズム」、少人数・対話型教育を特徴とするとされている。約40%の講義が英語で行われるバイリンガル教育が実施されているとされている。

1年次には、集中的に英語運用能力を伸ばす「リベラルアーツ英語プログラム(ELA)」があり、習熟度別の少人数クラスで、読み・議論し・小論文を書くことを通じて考える力を磨くとされている。THE世界大学ランキング日本版2025において、私立大学の中で3年連続1位を獲得しているとされている。

みおさん(編集部)のコメント 「ICUを目指した先輩が『分野を絞らず幅広く学べて、英語も日本語も伸ばせる環境に惹かれた』と言っていて、リベラルアーツの魅力を感じました!」


②上智大学:全授業英語の国際教養学部と多彩な英語学位

【対象読者:英語で専門を学びたい高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:国際性の高い環境を求める】

上智大学は、SGU創成支援事業に採択された私立大学だとされている。四谷キャンパスを拠点に、伝統的に国際教育に強みを持つとされている。

国際教養学部は、その前身である国際部が1949年に創立されて以来、日本の国際教育の先駆者として、リベラル・アーツ教育を英語で提供してきたとされている。全カリキュラムが英語で提供され、比較文化、国際経営・経済、社会科学という3エリアの科目群を学ぶ。教員はほぼ全員が海外の一流大学で博士号を取得し、日本人教員と外国人教員が半々という多様な構成だとされている。

また、総合グローバル学部では、国際関係論と地域研究を軸に、複言語(英語、地域言語)の運用能力を高めつつ、「国際的公共知識人」を育成するとされている。専門分野と語学を両輪とする教育が特色だとされている。

はるかさん(編集長)のコメント 「進路の観点では、上智は『英語で専門を深める環境』が充実しています。全授業英語の学部から複言語教育まで、多様な国際教育の選択肢があるのが強みです!」


③早稲田大学:1年間の留学が必修の国際教養学部

【対象読者:留学を重視する高校生 / 難易度:★★★ / こんな課題を持つ人に:本格的に国際経験を積みたい】

早稲田大学は、SGUのトップ型に採択された私立大学だとされている。国内最大級の規模と国際性を誇るとされている。

2004年に設立された国際教養学部(SILS)は、リベラルアーツ教育を軸に、学部での共通言語を英語とし、日本語を母語とする学生には1年間の海外留学を必修とするなど、日常の学生生活から高い国際感覚を身につけられる環境を整えているとされている。

入学者の約3割は外国籍学生で、約50ヶ国・地域から迎え入れており、世界のトップクラスの協定校から毎年約300名を超える交換留学生を受け入れているとされている。留学先は、国内最大級といわれる300を超える早稲田大学の海外協定校ネットワークなどから選ぶことができるとされている。

みおさん(編集部)のコメント 「SILSを目指した先輩が『1年間の留学が必修という本気の環境に惹かれた』と言っていて、留学をしっかり経験したい人に向いていると感じました!」


④慶應義塾大学:英語学位プログラムを備える総合大学

【対象読者:英語学位を目指す高校生 / 難易度:★★★ / こんな課題を持つ人に:伝統校で国際的に学びたい】

慶應義塾大学は、早稲田大学とともにSGUのトップ型に採択された私立大学だとされている。日本を代表する伝統校の一つだとされている。

慶應義塾大学には、PEARLやGIGAといった英語で学位が取得できるプログラムがあるとされている。これらのプログラムでは、英語で専門分野を学び、学位を取得できるとされている。

総合大学としての幅広い学問分野と、国際的な教育・研究環境を両立している点が、慶應のグローバル教育の特色だとされている。SGUのトップ型として、世界水準の教育研究を目指す取り組みが進められているとされている。具体的なプログラムの内容や出願要件は変わる場合があるため、志望する際は必ず大学公式サイトで最新情報を確認してほしい。

はるかさん(編集長)のコメント 「進路の観点では、慶應は『伝統校の総合力+英語学位』が魅力です。幅広い分野と国際環境を兼ね備えた環境で学べるのが強みだと言えます!」


⑤立教大学:リベラルアーツと全学的な留学プログラム

【対象読者:留学機会を求める高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:多彩な留学を経験したい】

立教大学は、SGUのグローバル化牽引型に採択された私立大学だとされている。1874年創立の総合大学で、「キリスト教に基づく人格の陶冶」を建学の精神とし、リベラルアーツと専門教育による「専門性に立つ教養人の育成」を掲げているとされている。

立教大学では、海外大学で専門分野の学びを深めるプログラムを多数実施しており、期間は2週間から半年間程度まで様々で、単位が認定されるプログラムもある。異文化コミュニケーション学部、経営学部国際経営学科、グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP)は、原則全員が海外研修に参加するとされている。

また、海外の企業でのインターンシップや、海外でのサービスラーニングなど、海外をフィールドに実践的に学ぶ機会も充実しているとされている。

みおさん(編集部)のコメント 「立教を選んだ先輩が『学部ごとに独自の海外プログラムがあって、自分に合った留学を選べた』と言っていて、選択肢の豊富さを感じました!」


⑥明治大学:多数の英語開講科目と学部別プログラム

【対象読者:英語で学ぶ機会を求める高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:総合大学で国際性を高めたい】

明治大学は、SGUのグローバル化牽引型に採択された私立大学だとされている。

明治大学では、全学で開講している英語による授業科目数(語学科目を除く)は870以上にのぼり、数と質のさらなる充実に取り組んでいる。各学部で特に英語に力を入れたプログラムが提供されているのも特徴で、国際日本学部、経営学部(GREAT)、政治経済学部(GCDプログラム)などがあるとされている。

総合大学のスケールを活かし、幅広い学部で英語による学びの機会を提供している点が、明治のグローバル教育の特色だとされている。多様な学問分野を、国際的な視点で学べる環境が整えられているとされている。

けんさん(副編集長)のコメント 「データの観点では、明治は『英語開講科目の多さ』が強みです。870以上という科目数は、英語で学ぶ選択肢の幅広さを示しています!」


⑦法政大学:複数の英語学位プログラムを設置

【対象読者:英語学位に関心がある高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:分野を選んで英語で学びたい】

法政大学は、SGUのグローバル化牽引型に採択された私立大学だとされている。

法政大学では、多様な取り組みでグローバル教育に力を入れており、GIS(Global and Interdisciplinary Studies)、GBP(Global Business Program)、SCOPE(Sustainability Co-creation Programme)、IGESS(Institute for Global Economics and Social Sciences)などが英語学位プログラムとして提供されているとされている。

学際的な学び、ビジネス、持続可能性、経済・社会科学など、多様な分野で英語による学位取得の道が用意されている点が、法政のグローバル教育の特色だとされている。自分の関心に合った分野を、英語で専門的に学べるとされている。

はるかさん(編集長)のコメント 「進路の観点では、法政は『分野別の英語学位プログラム』が充実しています。学際・ビジネス・経済など、興味に応じて英語で学べるのが魅力です!」


⑧東洋大学:国際化を大きく進めた実績

【対象読者:国際的な環境を求める高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:伸びている大学を知りたい】

東洋大学は、SGUのグローバル化牽引型に採択された私立大学だとされている。

SGU事業を通じて、国際化を大きく前進させた大学の一つだとされている。東洋大学では、全学生に占める外国人留学生比率が事業開始前の1.4%から5.8%へと上昇し、日本人学生の留学参加率も2.9%から4.9%に増加したとされている。

こうした数値は、SGU事業を通じて、キャンパスの国際化と学生の留学機会が着実に拡大したことを示しているとされている。国際的な学びの環境を整えてきた実績が、東洋大学のグローバル教育の特色だとされている。

けんさん(副編集長)のコメント 「データの観点では、東洋大は『国際化の伸び』が明確に数字に表れています。留学生比率も日本人の留学率も向上しており、着実な進展がうかがえます!」


⑨芝浦工業大学:理工系で唯一のSGU採択校

【対象読者:理工系でグローバルに学びたい高校生 / 難易度:★★★ / こんな課題を持つ人に:技術×国際性を求める】

芝浦工業大学は、SGUのグローバル化牽引型に採択された私立大学だとされている。SGUに採択された14の私学のうち、理工系単科大学は芝浦工業大学ただ一校であるとされている。

芝浦工業大学は、スーパーグローバル大学として、「世界トップレベルの大学との交流・連携」「人事・教務システムの改革」「学生のグローバル対応力育成のための体制強化」を進め、「学生の海外派遣数」「留学生受入数」「国際的に通用する語学力をもつ学生数」などの成果指標の達成を目指してきたとされている。

「日本のモノづくり文化を活かす実践型技術教育」を掲げ、理工系の専門性と国際性を両立させる点が、芝浦工業大学のグローバル教育の大きな特色だとされている。理系でグローバルに活躍したい人にとって、注目すべき選択肢だとされている。

みおさん(編集部)のコメント 「理系志望の先輩が『技術を学びながら国際経験も積める芝浦に惹かれた』と言っていて、理工系でグローバルを目指せる貴重な環境だと感じました!」


⑩創価大学:特色ある国際教育を展開

【対象読者:特色ある国際教育を求める高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:多様な選択肢を知りたい】

創価大学は、SGUのグローバル化牽引型に採択された私立大学だとされている。

私立のSGU採択校には、早慶上智やMARCHといった難関校だけでなく、創価大学や国際大学など特色ある大学も含まれており、私学の多様な取り組みが評価されたとされている。創価大学は、国際性豊かな環境を持つ大学として、SGUに選定されたとされている。

留学制度や英語教育、留学生の受け入れなどを通じて、独自の国際教育を展開している点が特色だとされている。具体的なプログラムの内容は、大学公式サイトで確認してほしい。SGU採択校の中でも、それぞれの大学が独自の強みを持っていることを示す一例だとされている。

はるかさん(編集長)のコメント 「大学選びの観点では、有名校だけでなく、創価大のような特色ある大学も選択肢に入れる価値があります。自分に合う環境を幅広く探すことが大切です!」


グローバル教育の大学を選ぶポイント

【対象読者:大学を見極めたい高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:選び方を知りたい】

SGU採択校を含め、グローバル教育に強い大学を選ぶ際のポイントを整理する。

【グローバル教育の見極めポイント】
□ 英語開講科目・英語学位の有無
  → 英語でどこまで学べるか

□ 留学制度
  → 必修か任意か、協定校の数

□ 留学生比率・外国人教員比率
  → キャンパスの国際性

□ 学部・プログラムの内容
  → 自分の学びたい分野があるか

□ 費用・奨学金
  → 留学費用の支援体制

□ 卒業後の進路
  → 国際的なキャリアの実績

同じSGU採択校でも、その特色は大きく異なるとされている。全授業を英語で行う大学もあれば、留学を必修とする大学、理工系に特化した大学もあるとされている。

大切なのは、「グローバルに強いから」という理由だけでなく、「自分が何を学びたいか」「どんな国際経験を積みたいか」に合った大学を選ぶことだとされている。英語で専門を学びたいのか、留学を経験したいのか、多様な学生と交流したいのか——自分の目的を明確にすることが、大学選びの鍵だとされている。

けんさん(副編集長)のコメント 「大学選びの観点では、『SGUかどうか』より『自分の目的に合うか』が大切です。各校の特色を比べ、自分の学びたい形に合う大学を選びましょう!」


まとめ:自分に合った「世界への扉」を見つけよう

本記事で紹介した東京の私立SGU採択校を整理する。

大学 特色
国際基督教大学(ICU) リベラルアーツ・日英バイリンガル
上智大学 全授業英語の国際教養学部・複言語教育
早稲田大学 1年間の留学必修(国際教養学部)
慶應義塾大学 英語学位プログラム(PEARL/GIGA)
立教大学 リベラルアーツ・全学的な留学制度
明治大学 870以上の英語開講科目
法政大学 複数の英語学位プログラム
東洋大学 国際化を大きく前進させた実績
芝浦工業大学 理工系唯一のSGU採択校
創価大学 特色ある国際教育

グローバル教育に力を入れる大学を選ぶうえで、文部科学省のSGU採択は、一つの客観的な指標になる。しかし、同じSGU採択校でも、リベラルアーツ重視、留学必修、理工系特化など、その特色は実に多様だとされている。

大切なのは、大学の知名度やイメージだけで判断せず、それぞれの大学が「どんなグローバル教育を行っているか」を具体的に調べ、「自分が何を学びたいか」と照らし合わせることだ。英語で専門を深めたいのか、留学を経験したいのか、理系の技術をグローバルに活かしたいのか——目的によって、最適な大学は変わってくる。

気になる大学が見つかったら、公式サイトで最新の情報を確認し、オープンキャンパスで実際の雰囲気に触れてほしい。あなたにとって最適な「世界への扉」が、きっと見つかるはずだ。


本記事は志望動機.com編集部が作成したものだ。本記事はSGU採択校を公開情報に基づき紹介したものであり、掲載は順位ではない。各大学のプログラム内容・制度・入試要件は変更される場合がある。最新かつ正確な情報は、各大学の公式サイトで必ず確認してほしい。SGU採択の有無にかかわらず、優れたグローバル教育を行う大学は他にも多くあるため、幅広く比較検討することをすすめる。

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