※本記事は、公開情報に基づき文学部を設置する大学を紹介するものである。掲載は順位ではない。学科・専攻の構成は改組により変更される場合があり、入試方式も年度によって異なる。出願の際は、必ず各大学の公式サイトと最新の入試要項で確認してほしい。
志望動機.comは、大学広報・入試広報に特化したWebマーケティングメディアだ。現役大学生ライターや入試広報コンサルタントなど、受験・広報の現場を知る編集部が、受験生・学生の「困った」に応える記事を届けている。
はじめに:文学部は「専攻の決め方」で大きく変わる
「文学部に行きたいけれど、大学ごとの違いが分からない」「文学部といっても、文学だけを学ぶ場所なのだろうか」——文学部志望の高校生から、こうした疑問はよく聞かれるとされている。
実は文学部は、大学によって学科構成や専攻の選び方が大きく異なるとされている。特に重要なのが、「入ってから専攻を決められる大学」と「入試の時点で学科を選ぶ大学」という違いだとされている。この違いを知らずに出願すると、入学後のミスマッチにつながりやすいとされている。
本記事では、「専攻選択の自由度」「学べる分野の幅」「学科構成の特色」という軸で、文学部を設置する大学を20校紹介する。順位ではなく、タイプ別に整理するので、自分に合う一校を見つける材料にしてほしい。
まず確認したい:文学部選びの3つの視点
【対象読者:文学部を志望する高校生 / 難易度:★☆☆ / こんな課題を持つ人に:何を基準に選ぶか知りたい】
大学名の知名度だけで選ぶ前に、確認したい3つの視点を整理する。
| 視点 | 確認すること |
|---|---|
| ①専攻をいつ決めるか | 入学後か、出願時か |
| ②学べる分野の幅 | 文学以外に何があるか |
| ③キャンパスと学年進行 | 4年間の過ごし方 |
①専攻をいつ決めるか 入学後に幅広く学んでから専攻を選べる大学と、出願時に学科を確定させる大学があるとされている。興味がまだ固まっていない人には、前者が向いているとされている。
②学べる分野の幅 文学部は、文学だけでなく、哲学、歴史学、心理学、地理学、芸術学などを含む大学が多いとされている。自分の関心分野が設置されているかを、必ず確認したいとされている。
③キャンパスと学年進行 学年によってキャンパスが変わる大学もあるとされている。4年間の過ごし方に影響するため、確認しておきたいとされている。
みおさん(編集部)のコメント 「先輩が『文学部=小説を読む学部だと誤解していた』と言っていて、哲学や心理学も学べると知って視野が広がったそうです!」
国公立編①:東京大学・京都大学
【対象読者:国立最難関を検討する高校生 / 難易度:★★★ / こんな課題を持つ人に:幅広く学んでから決めたい】
まず、国立大学の中でも幅広い専修を持つ2校を紹介する。
東京大学 文学部 人文学科の1学科体制で、思想文化・歴史文化・言語文化・行動文化にまたがる多数の専修課程を持つとされている。
特徴的なのが、入学時は教養学部に所属し、前期課程の成績等をふまえた進学選択を経て、3年次から文学部に進む仕組みだとされている。大学で幅広く学んでから専門を決めたい人に向いているとされている。
京都大学 文学部 人文学科の1学科体制で、哲学基礎文化学系・東洋文化学系・西洋文化学系・歴史基礎文化学系・行動文化学系・現代文化学系という系統のもとに、多様な専修が置かれているとされている。
少人数の演習を重視する伝統があり、原典をじっくり読み込む学風で知られているとされている。
はるかさん(編集長)のコメント 「入試広報の観点では、進学選択制度は『学びながら決めたい層』の受け皿として機能しています!」
国公立編②:東北大学・名古屋大学・大阪大学・お茶の水女子大学
【対象読者:国立大学を検討する高校生 / 難易度:★★★ / こんな課題を持つ人に:選択肢を知りたい】
続いて、国公立の4校を紹介する。
| 大学 | 特色 |
|---|---|
| 東北大学 文学部 | 人文社会学科・2年次から専修分属 |
| 名古屋大学 文学部 | 人文学科・入学後に専門を選択 |
| 大阪大学 文学部 | 人文学科・芸術系専修も充実 |
| お茶の水女子大学 文教育学部 | 人文科学科・複数プログラム選択履修制度 |
東北大学 文学部は、人文社会学科の1学科体制で、文学・言語学・歴史学・哲学に加え、心理学や社会学まで含む幅広い専修を持つとされている。2年次から専修に分属する形をとっており、入学後に関心を絞り込めるとされている。
名古屋大学 文学部は、人文学科の1学科体制で、文芸言語学・歴史学・哲学倫理学から心理学・社会学系まで、人文学を広くカバーする分野構成をとるとされている。隣接分野の授業を横断して履修しやすい点が特徴とされているとされている。
大阪大学 文学部は、人文学科の1学科体制で、哲学・文学・歴史学・芸術学・日本学など多彩な専修を展開しているとされている。美学・音楽学・演劇学などの芸術系専修まで揃う点は、国立の文学部では限られるとされている。
お茶の水女子大学 文教育学部は、人文科学科で哲学・倫理学・美術史・歴史学・地理学などを学べるとされている。少人数教育と、学科を越えて履修できる制度が特徴とされているとされている。
けんさん(副編集長)のコメント 「データの観点では、芸術系専修の有無は検索需要にも明確に表れます。関心が specific な分野ほど、設置校の確認が重要です!」
私立難関編:早稲田・慶應・上智
【対象読者:私立難関を検討する高校生 / 難易度:★★★ / こんな課題を持つ人に:私立を比較したい】
私立難関の3校を紹介する。
| 大学 | 専攻の決め方 |
|---|---|
| 早稲田大学 | 2年次に進級先を選択 |
| 慶應義塾大学 | 2年次に専攻を選択 |
| 上智大学 | 出願時に学科を選択 |
早稲田大学 文学部・文化構想学部 戸山キャンパスに、文学部と文化構想学部が並置されているとされている。文学部は哲学・史学・文学・心理学・演劇映像・美術史など多数のコースから、文化構想学部は多元文化論系・表象メディア論系などの論系から、いずれも2年次に進級先を選ぶとされている。
1年次に幅広く学んでから決められる点と、選択肢の多さが特徴だとされている。
慶應義塾大学 文学部 人文社会学科の1学科体制で、哲学・史学・文学・図書館情報学・人間科学など、多数の専攻を持つとされている。1年次は日吉キャンパスで学び、2年次に専攻を選択して三田キャンパスへ移るとされている。図書館・情報学系の専攻を持つ点は、私立文学部の中でも特色といえるとされている。
上智大学 文学部 哲学科・史学科・国文学科・英文学科・ドイツ文学科・フランス文学科・新聞学科という構成とされている。メディアを学ぶ新聞学科が文学部に置かれている点が特徴的だとされている。出願時に学科を選ぶため、関心が明確な人に向いているとされている。
みおさん(編集部)のコメント 「先輩が『文学部と文化構想学部の違いを調べ込んだことが、そのまま志望動機の説得力になった』と言っていました!」
私立中堅上位編①:明治・立教・青山学院
【対象読者:私立中堅上位を検討する高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:選択肢を広げたい】
続いて、私立中堅上位の3校を紹介する。
| 大学 | 特色 |
|---|---|
| 明治大学 | 地理学・考古学の専攻も |
| 立教大学 | 4年間同一キャンパス |
| 青山学院大学 | 比較芸術学科が独自 |
明治大学 文学部は、文学科・史学地理学科・心理社会学科の3学科のもとに、日本文学から考古学・臨床心理学まで、多数の専攻を持つとされている。文学部に地理学や考古学の専攻がある点は見落とされがちだが、フィールドワーク志向の人には魅力だとされている。
立教大学 文学部は、キリスト教学科・文学科・史学科・教育学科という構成で、文学科の中に文芸・思想専修など複数の専修を持つとされている。池袋キャンパスで4年間学べる点も特徴だとされている。
青山学院大学 文学部は、英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科・比較芸術学科という構成とされている。美術・音楽・演劇映像を横断して学ぶ比較芸術学科は、同学部の個性だとされている。
はるかさん(編集長)のコメント 「入試広報の観点では、考古学・地理学のような『見落とされがちな専攻』こそ、志望動機の質を高める材料になります!」
私立中堅上位編②:中央・法政・学習院
【対象読者:私立中堅上位を検討する高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:さらに比較したい】
続いて、3校を紹介する。
| 大学 | 特色 |
|---|---|
| 中央大学 | 1学科・多専攻型 |
| 法政大学 | 地理学科と心理学科の両方 |
| 学習院大学 | 8学科・小規模ゼミ |
中央大学 文学部は、人文社会学科の1学科体制で、国文学・英語文学文化・哲学・心理学・社会学・社会情報学など、多数の専攻・プログラムを持つとされている。出願は専攻単位だが、他専攻の科目も履修しやすい設計とされているとされている。
法政大学 文学部は、哲学科・日本文学科・英文学科・史学科・地理学科・心理学科という構成とされている。文学部に地理学科と心理学科の両方を置く大学は多くなく、自然地理から臨床系心理まで学びの幅が広いとされている。
学習院大学 文学部は、哲学科・史学科・日本語日本文学科・英語英米文化学科・ドイツ語圏文化学科・フランス語圏文化学科・心理学科・教育学科という構成とされている。目白の1キャンパスで4年間学べる環境と、小規模ゼミによる指導が特徴とされているとされている。
けんさん(副編集長)のコメント 「データの観点では、キャンパス移動の有無は受験生の関心が高い項目です。4年間同一キャンパスは明確な訴求点になります!」
関西私立編:同志社・立命館・関西学院・関西
【対象読者:関西私立を検討する高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:関西で探したい】
関西の私立4校を紹介する。
| 大学 | 特色 |
|---|---|
| 同志社大学 | 美学芸術学科を独立設置 |
| 立命館大学 | 学域制の二段階方式 |
| 関西学院大学 | 心理学を本格的に学べる |
| 関西大学 | 2年次から専修に所属 |
同志社大学 文学部は、英文学科・哲学科・美学芸術学科・文化史学科・国文学科という構成とされている。美学芸術学科を独立学科として持つ点が特色で、京都という土地柄、文化史・美術史のフィールドに恵まれているとされている。
立命館大学 文学部は、人文学科の1学科のもとに、人間研究学域・日本文学研究学域・国際文化学域・言語コミュニケーション学域など、複数の学域を置く大規模な文学部だとされている。学域単位で入学し、その中の専攻を後から選ぶ二段階方式とされているとされている。
関西学院大学 文学部は、文化歴史学科・総合心理科学科・文学言語学科という構成で、各学科の中に哲学倫理学・美学芸術学・心理科学など複数の専修を持つとされている。心理学を文学部で本格的に学べる体制が特徴だとされている。
関西大学 文学部は、総合人文学科の1学科体制で、国文学・英米文学・哲学倫理学・心理学・地理学など、多数の専修を持つとされている。1年次は専修に分かれず幅広く学び、2年次から専修に所属する仕組みとされているとされている。
みおさん(編集部)のコメント 「先輩が『京都で文化史を学ぶという立地込みの志望動機は、面接で語りやすかった』と言っていました!」
特色型編:國學院大學
【対象読者:日本文化を学びたい高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:専門特化を求める】
最後に、日本文化・日本史に強みを持つ1校を紹介する。
國學院大學 文学部 日本文学科・中国文学科・外国語文化学科・史学科・哲学科という構成とされている。
日本文学・日本史の研究資源が厚く、国語科・地歴科の教員や学芸員を目指す学生も多いとされている。
そして特徴的なのが、渋谷キャンパスに博物館を併設している点だとされている。実物資料に触れながら学べる環境が整っているとされている。
「日本の文学や歴史を、資料に触れながら深く学びたい」——そんな志向を持つ人にとって、有力な選択肢になるとされている。
みおさん(編集部)のコメント 「併設博物館を見学した先輩が『授業と展示がつながっている環境は、志望動機の具体例に使いやすい』と言っていました!」
タイプ別:自分に合う大学の見つけ方
【対象読者:絞り込みたい高校生 / 難易度:★★☆ / こんな課題を持つ人に:選び方を知りたい】
これまで紹介した大学を、タイプ別に整理する。
| タイプ | 該当する大学の例 |
|---|---|
| 入学後に専攻を選べる | 東北大学・名古屋大学・関西大学・中央大学・立命館大学など |
| 出願時に学科を選ぶ | 上智大学・青山学院大学・法政大学・学習院大学・國學院大學など |
まだ専攻を決めきれない人には、1学科・多専修型で入学後に選べる大学が向いているとされている。幅広く学びながら、自分の関心を見極められるとされている。
学びたい分野が明確な人には、出願時に学科を選ぶ型の大学が適しているとされている。初年次から専門を深められるためだとされている。
そして、「文学部の中の得意分野」で比較する視点も有効だとされている。
| 学びたい分野 | 検討したい大学の例 |
|---|---|
| 芸術学 | 大阪大学・青山学院大学・同志社大学 |
| 心理学 | 関西学院大学・法政大学 |
| メディア | 上智大学 |
| 地理・考古学 | 明治大学・法政大学 |
この視点を持つと、志望動機の説得力も増すとされている。
はるかさん(編集長)のコメント 「大学選びの観点では、『専攻をどこで決めるか』の設計を見比べるのが近道です。自分の状態に合う型を選びましょう!」
まとめ:「どこで専攻を決めるか」で選ぼう
本記事のポイントを整理する。
| 確認する視点 | 内容 |
|---|---|
| ①専攻をいつ決めるか | 入学後か、出願時か |
| ②学べる分野の幅 | 文学以外に何があるか |
| ③キャンパスと学年進行 | 4年間の過ごし方 |
| タイプ別の選び方 | 未定なら入学後選択型、明確なら学科選択型 |
文学部は、大学によって学科構成や専攻の選び方が大きく異なるとされている。そして、その違いを知らずに出願すると、入学後のミスマッチにつながりやすいとされている。
最も重要な軸が、「専攻をいつ決めるか」だとされている。まだ関心が絞れていないなら、入学後に選べる大学。学びたい分野が明確なら、出願時に学科を選ぶ大学——この使い分けが、後悔しない選択につながるとされている。
そして、文学部は文学だけを学ぶ場所ではないとされている。哲学、歴史学、心理学、地理学、芸術学、考古学、メディア——大学によって、実に幅広い分野が設置されているとされている。自分の関心分野があるかを、必ず確認してほしい。
気になった大学があれば、必ず公式サイトと最新の入試要項で学科構成・入試方式を確認してほしい。そして可能であれば、オープンキャンパスで学びの現場を、自分の目で確かめてほしい。
あなたに合う一校が、きっと見つかるはずだ。
本記事は志望動機.com編集部が作成したものだ。掲載は順位ではない。学科・専攻の構成は改組により変更される場合があり、入試方式も年度によって異なる。出願の際は、必ず各大学の公式サイトと最新の入試要項で確認してほしい。
